【キャロットアイランド】津堅島のにんじんについて
津堅島は小さな島ですが、そんな小さな島の60%はにんじん畑になっています。
津堅島のにんじんは全国的においしいと有名で、そのことから津堅島は別名『キャロットアイランド』として知られています。
しかし、なぜ津堅島のにんじんがここまで有名になったのでしょうか。
津堅島にんじんのおいしさの秘密
にんじんにピッタリな土壌
津堅島は周りを海に覆われている、平坦で小さな島です。
そのため、ミネラルをたっぷり含んだ潮風が絶えることなく土壌に降り注ぎ、土が豊かになりました。
豊かになった土壌は「島尻マージ」と呼ばれる赤土で、水はけがよく根菜類を育てるのに適しており、にんじんを育てるのにピッタリなのです。
にんじんにピッタリな土壌で育てたにんじんは、エグ味が一切なく、とても甘いんです。
その上カロチンやミネラルなどを多く含んでおり、栄養価の高いにんじんになりました。
生産者の方々の熱い思い
津堅島のにんいじんは無農薬でつくられています。
それは生産者の方々が「安心して食べてほしい」という思いからです。
しかし無農薬のにんじんづくりは手間暇がかかります。
最初に土づくりから始まりますが、雑草を手作業で抜き、小石も手で取り除きます。
そして次に種をまいて大切に育て、大きくなってきたら間引いていき・・・。
こういった地道な作業を丁寧に行う生産者の方々の努力の結晶が、津堅島にんじんのおいしさの秘密なのです。
津堅島にんじんから作られるお土産
津堅島にんじんは一定の規格サイズが求められます。
しかし収穫日の前日などに雨が降ると成長が早まってしまい、規格外になってしまうことも少なくありません。
ですが規格外の津堅島にんじんは、大きさ以外は味も品質も変わりません。
なのに出荷できないというのは、生産者の方々も非常に残念で悔しい思いを抱えていました。
「この規格外のにんじんを、なんとかみなさんの元に届けたい」という生産者の方々の強い思い。
その思いを叶えるべく考えて作られたのが『津堅にんじんパウダー』です。
『津堅にんじんパウダー』は津堅島にんじんの甘さとオレンジの鮮やかさをそのまま受け継いだパウダー。
そしてその津堅にんじんパウダーを使って作られたのが、お土産で大人気の『津堅にんじんロール』なのです!
津堅にんじんロール
津堅にんじんパウダーをふんだんに使った『津堅にんじんロール』は砂糖をあまり使っておらず、津堅島にんじんの自然な甘さを楽しめます。
にんじん臭さも一切ないので、お子様も食べられるスイーツです。
『津堅にんじんロール』は沖縄本島のうるま市内にある複数のお店で取り扱っています。
しかし大変人気なため、必ず手に入れたいという方は事前にお店へお問合せをしておきましょう。